健康診断

健康診断について

当院では、高齢者医療確保法に基づいた、国民健康保険加入者対象の特定健康診査、特定保健指導、また労働安全衛生法に基づいた、雇入時健診、定期健診等の企業健診を行っています。病気は早期に発見するほど、回復する可能性、あるいは回復後の状態が良い可能性が高まります。市や企業が実施する健診の制度も積極的に利用することで、自分の健康状態を知り、いきいきと暮らせる健康寿命を延ばしましょう

特定健康診査

特定健康診査は、2008年よりスタートした制度で、40～74歳の方が対象となるものです。生活習慣病予防を目的に、メタボリックシンドロームに着目して、各種検査を行います。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の過剰な蓄積（内臓脂肪型肥満）を土台にして、糖尿病や脂質代謝異常、高血圧、脂肪肝などが重なって起こってくる病態です。生活習慣病は初期には症状はありませんが、動脈硬化等を引き起こして、重篤な心疾患や脳疾患につながる危険があります。ですので、早期に発見し、治療を開始することが重要です。

特定健康診査では以下のような項目で検査いたします

詳細な検診の項目（当該年度の健診結果より、医師が必要と認めた場合、実施します）

静岡市の特定健診について、詳しくはこちら↓
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_003433.html

静岡市個別健診も行なっています。市の公費負担により以下の料金で検査が可能です。

＊子宮頸がん検診のみ予約をお願いします。

企業健診

当院では、企業における雇入時健診および定期健診を実施しています。労働安全衛生法では、事業者は、労働者に対して、医師による健康診断を実施することが義務付けられています。また労働者も、事業者が行う健康診断を受ける義務があります。企業に勤める人が、健康的で幸福な毎日を送れるように、それにより従業員が能力を存分に発揮し企業の発展につながるように、企業健診は双方にとって大切な制度です。

雇入時健診

事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません（労働安全衛生規則第43条）。

定期健診

事業者は年に1回（深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回）以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません（労働安全衛生規則第44条）。